黒
黒野誠一さん (7czypbln)2019/12/20 21:34 (No.14411)石津主将、各位殿
ラグビーはクリス少年だったか、サッカーボールを思わず持って走り出したと云う
本来、自由な発想から生まれたスポーツだ。又、賢者曰くラグビーは人間性の中の最善のもの促進し最悪のものを支持するために使われてきたと。時には正とは対となす負から逃げない。故に諸兄らが敢て逆境に対峙されん雄姿の価値が一段と増すのだ。
名残りの東外戦、戦後最弱と云われた半世紀前に遡らば4連敗中の1965年のシーズン、今年も勝つぞと意気揚々と参上せし東軍を花園で一蹴、翌年敵地、中大Gに遠征した西軍(吾と同期、故菊地主将)はキックオフ直後、強烈なタックルを食らってエース富岡が脳震盪で退場、補充を許さぬ当時ルールに拠って14名にて猛攻を凌ぎ乍らも辛勝した。当時は城東Gなる公営Gでの出掛け稽古に加えて常に要員不足との鬩ぎ合いの中に一縷の望みを繋いできたものだ。
関西ラグビー発祥の地は下賀茂神社、糺の森社だ。教育の本質は全人教育だと人口に膾炙され乍らも本学当局の理不尽にもめげず粟生の砦で独立不羈の気魂を挙げて12年の歳月を刻んできたのだ。
明日の試合には当部有史以来となろう三十余名のOBが箕面Gに参上し諸兄らの奮闘を固唾を呑んで見守られるに違いない。
皆様、一昨日の日韓サッカー戦を観ただろうに、肉弾スポーツでは腰の引けたプレイは見苦しく、接点では相手を凌ぐ強い意思と勢いが雌雄を決すと確信されたであろうか。
即ちグラウンドに立ちし各位が勝負に賭ける執念と気魄が命運を分かたん哉!
福岡選手が宣うた“タックルを行かぬ奴は仲間じゃない”と、ほほほ~~
そうだ、陣容や体格で怖気ることもなし。我は外語の正統、粟生がラスト侍じゃとの自覚以て世の不条理を糾す気概以て泰然と闘い抜くのだで。
一人一人が気魂篭めたタックルを二人掛り三人掛りで力を合わせて粟生砦を護り抜かんぞな~~
そしてラグビーを続けたけりゃあ、自らが探索、発起して新たな活路を見出して
勇往邁進して行こうぞ。